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6/2、高須院長らによって大村知事をリコールする団体が立ち上がった。大村氏はいったい何をしたのだろう。
もちろん昨年夏のアイトリの表現の不自由展で、昭和天皇の御真影を焼いた画像の展示、日本兵を侮辱する展示、従軍慰安婦像の展示が世間に受け入れられないと分かっていて、直前まで隠していて、8/1の当日になって展示した。これは朝から大騒ぎになり河村市長が見に行って即時に展示を撤回させた事件が原因である。
この展示は芸術上の表現の自由とか、首長には撤回させる自由はないとかの議論がツイッターなどSNS上で湧いた。大村氏への抗議のコメントには即ブロックしたことも話題になった。
当時からリコールの話は出たが改選後1年未満はリコールできなかったので翌年2/3以降に持ち越された。大村知事の延命に運が良かったのは2月から5月はコロナウイルスの対策で棚上げになった。このほど解除されて途端に大村知事のリコール問題が再燃した。
公明正大な選挙で選ばれたはずなのにどこが悪いのか。
リーダー学の視点から探ってみた。結論から言えば大村氏は徳がなかったのである。それまでは東大卒の元エリート官僚らしく、無難にこなしてきたイメージであり、私も含めて誰もが大村氏に投票したであろう。それがあの不徳の展示を許容したことで※九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)ことになった。
※高い山を築くのに、最後のもっこ1杯の土が足りないために完成しない。長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうことのたとえ。
3期目の知事は順調にスタートをしていたのにアイトリで知事への信用が崩壊したのである。
引用したのは九不徳ならぬ十八不徳である。
以下はメディアからの報道で知った大村氏の人間像である。
1こせこせうるさいくせに、締まりがない
・・・感染者の個人情報を間違って公開してしまったが知事の責任は言わず、現金を送ることで謝罪した形にして済まそうとしている。
2とげとげしいくせに、事が処理できない
3不真面目なくせに尊大で、つっけんどん
4事を収める能力がないくせに、態度だけは威丈高
・・・当てはまる。コロナウイルスの愛知県の取り組み方で国の方針に抗ったことがあり違和感を感じたのは私だけではなかった。
5粗暴なくせに気が弱い
・・・反論のツイッターはすぐブロックした
6率直にものを言わないくせに、内心は冷酷
・・・名古屋市に対してアイトリへの補助金の残金を支払わないとなると訴訟を起こした。かつての盟友なのに話し合おうという気はない。
7何もかも干渉するくせに、全体がつかめない
・・・これもコロナ禍の感染対策で東京都や大阪府への批判的な応酬があった。政府の方針にたてつくだけでなく、他県にまで干渉するのは不徳きわまりない。
8見たところ弱々しく、内も空っぽ
9気が小さいくせに、こそこそ悪事を働く
・・・不自由展の展示の仕方考え方はまさにこれ。悪事とまで言うのは酷かも知れないが、世間の反発があると知りながら展示を許可したのはやはり悪い。
もっと観察している人なら全部当てはまるのではないか。
果たして大村氏はこのリコール運動に対し、不徳を詫びて謝罪するだろうか。リコールは8月から始まるという。その間に大村氏が改心する気はゼロに近いと思う。大村氏には心を許す友人がいないのか。居ればメディアを通じて不徳を詫びるように説得するべきだ。