国手の理想は常に仁なり 北原白秋
2019-11-05


ある医者の文を書いていて思い出せなかった言葉が国手。ここに留めておきたい。

 国手とは
「国手の理想は常に仁なり」は北原白秋作詞の九州医学専門学校(現久留米大学医学部」の校歌。

「国手の理想は常に仁なり」を医学部医学科の理念と定めた.

これは北原白秋による九州医学専門学校創立時の校歌の一節である.国手とは名医.転じて,医師の敬称とされている.

医者を「国手」と呼ぶようになった由来が『春秋外伝』に記されている.

晋の平公が病気になった時,秦の景公がこれを聞き,医師を遣わして診察をさせた.その際に趙文子という人が「一国の王様を治療するのだから医が国に及ぶ訳ですね」と申し上げると,景公は「全くその通りだ.

上医は国を救い,その次のものは人を救うものだ」と答えた」とあり,
名医のことを「国の病を治すほどの名手」だと尊敬して「国手」と呼ぶようになったという.

そして,「仁」とは「他人に対する親愛の情,優しさ」を意味しており,周囲の全てのものに心を配り,全体がより良くなるよう努力することとされている.」
以上はどこのサイトか不明ながら詳細なのでコピペさせてもらった。

 他に杏林という言葉もある。
「大辞林 第三版の解説」から
「きょうりん【杏林】
@ アンズの林。
A 〔廬山ろざんの仙人董奉とうほうが、人を治療しても礼金を取らず、治った者に記念としてアンズの木を植えさせたところ、数年にしてアンズの林ができたという「神仙伝」の故事から〕 医者の美称。」
[当世語意集]

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