VIX(恐怖)指数の急騰
2018-02-14


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 「投資家の「恐怖指数」不正操作か 株価に影響」
 【ニューヨーク共同】投資家の不安心理の大きさを示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所の「VIX」が不正操作された疑いがあるとして、米国の証券会社でつくる自主規制機関の金融取引業規制機構(FINRA)が調査に乗り出したことが13日、分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が、関係者の話として報じた。

 VIXはコンピューターによる株式の自動取引に使われ、株価に大きな影響を与える。今月5日にはニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の下落幅が1175ドルと過去最大を記録した。(共同)
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「窪田朋一郎氏(松井証券 シニアマーケットアナリスト)

 全体相場は引き続き不安定な状況にある。ただし、ひと頃のVIX指数の急騰に振り回され、売りが売りを呼ぶような下方圧力の強い相場の峠は越えたとみている。相場は予断を許さない局面とはいえ落ち着きを取り戻しつつある。

 今回の株式市場の下げは、短期的にはVIX指数の急上昇とそれに伴う関連ファンドの機械的な売りを誘発したことが影響した。しかし、同指数のボラティリティはここにきて低下している。また、中長期的なスタンスでは米長期金利上昇を嫌気した格好だが、これも上昇スピードが速過ぎるのは明らかであり、米10年債利回りがこのまま3%台に乗せてさらに上を目指すという展開は考えにくい。ここ原油市況も大きく調整しているが、これは長期金利を鎮静化させる背景となる。また原油安は企業にとってコスト削減効果をもたらし、企業業績面からも追い風要因となる材料だ。以下略ソースへ」
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 やっぱり異常な下げは不正操作だったのか。今まで好景気を囃してきて、急落するのはおかしい。生き馬の目を抜くといわれる相場の世界では真坂が現実化する。
 ケネディ大統領の父が名うての相場師だったことは知る人ぞ知る事実、しかもインサイダー取引で巨万の富を得た。電力会社の基礎を作った福沢桃助もインサイダー取引で資産を築いた。彼らは売買のタイミングが天才的なのであろう。
 ググってみると「(ケネディの父の)ジョセフは1919年にウォール街へ降り立ち、株式相場の世界ですぐにその才能を発揮し1923年には独立した事務所を持った。

 彼は巨万の富を得たが、もたらされた利益は今では証券取引法で禁止されている、インサイダー取引や風説の流布によるものであった。(そんな人間が1934年に設立された証券取引関心委員会の初代委員長になったのは、誠に以って皮肉な話である。)

 とはいえ1929年までに彼は株式で得た資産を、今で言えばインターネット産業のような花型産業であったハリウッド映画産業へ投資し、更に天文学的な額の富を築き上げていた。

 それでもジョセフは自分のコア・コンピタンスたる株式投資業を継続していた。

 1928年冬、ウォール街のオフィスに向かう途中で、ジョセフは偶然見かけた靴磨きの少年に靴を磨いてもらうことになった。

 リップ・サービスもあったのかもしれないが、少年は靴磨きを終えた後、ジョセフに向かって「おじさん、◯◯って会社が絶好調らしいよ。◯◯の株を買いなよ」と進言して来た。

 靴磨きの少年から話を聴いたジョセフが起こした行動、それは全ての株を売り払うことだった。

 それから数カ月後、1929年10月29日(月)にニューヨーク証券取引場は、時価総額の12%を1日で失うこととなった。いわゆる“ブラック・マンデー”のことである。 

 この時ジョセフは、世の中の情報に乏しい少年ですら株式投資に熱中することを見て、バブルがまもなく弾けることを予感していたと言われる。」

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