後見事務
2013-10-04


丸の内の事務所で事務整理後、帰路に着く。駅前の回転寿司でちょっとつまんで帰宅。橋を渡ると夜目にも白いゴイサギが1羽川の中に佇んでいた。胸を締め付けるような孤独な風景である。エサをとらないと寝ることもできないのだろうか。

 夜になったが、親族宅へ諸費用立替の現金を届ける。これで今月の締め切りに間に合う。
 その後の雑談で、施設に居る高齢の友人の話を聞いた。友人を訪ねて行くと、それはもう酷いものらしい。まず臭いがあるという。老人臭というのだろう。昔、偉かった人ほど素行が悪いようだ。それが忘れられず、組織にいた頃の威厳を取り戻したいのか。施設の職員も心得たもので、社長とか、部長とか、何とか尊称をいうとピタッと落ち着くそうだ。施設に入ると衣食住満たされるが、人間的には悪くなることはあっても良くなることはないという。
 それを受けて、他人のお世話は煩わしいけれど、世話を受けるよりする側で終わりたいですね、と相づちを返すと、私はそう生きたい、と断言された。
[成年後見制度]
[日々是仕事]

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