だから日本は、周囲を知らない。韓国人を知らない。コリア人だってシナ人と同じで、低く出れば高く出て来るだけの話です。これがイギリス人なら、低く出れば低く出てくれることを期待してもよいでしょう。日本人は、敵を知らなければいけないのです。
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転載した理由はODAの部分です。たまたま、『日中再考』を先に読んでいて、記憶していたので、日本の弱点が浮き上がると思い、対比してみました。
戦前と同じように、一つに、戦略的にまとめるリーダーが不在だということです。この事例を見ますと中国は、日本の縦割り行政、官僚主権の弱点をよく研究しています。外務省がダメなら、大蔵省というわけです。
シナは一党独裁、日本は多党乱立でまとまらない。P202には、敵を内部から混乱、分裂させる法の項目があります。ここで敵とは日本の内部です。うまく中国に手玉に取られています。
P190の「アメリカに人民はいない(渡部)」も重要です。アメリカ政治の本質はpeopleを人民と訳したことが間違いと指摘して、皆の衆とすべきと提案しています。アメリカの議会で何が議論されているかに注意しろというわけです。P193にはアメリカの議員は毎日選挙区から来る手紙を見て発言している、そうです。
韓国系アメリカ人は慰安婦像を建立するように議員を通じて、議会に訴えたんですね。日本海の呼称も同じです。韓国系、中国系アメリカ人の多い自治体は議会に張り付いて観察していないとまたぞろ、決まってから、撤去の訴えをしないといけない。
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今日の「ねずさんのひとりごと」には日本海の呼称についてのことが述べてあります。日本海のままです。ここに至る手間隙は大変でした。
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日本人の私にとって、アメリカの議会でなんであんな韓国の話がでるのか、不思議でした。議員にとっては通せば、手柄になるし、次の選挙にも有利になるんでしょう。ホントに厄介な国です。
アメリカは「皆の衆」の意見、欲望で動いているのです。日本だとオカミ(議員、公務員、官僚、知事、市長など)にお任せということです。河村市長の提案された地域委員会構想はアメリカを模倣したものらしい。日米の国情の違いを考えると根付かない気がする。アメリカはもう一つ、キリスト教の偽善国家である。地域はキリスト教で結びついているが、名古屋市の場合は何をやるにも学区でした。(区政協力委員を経験しての感想)
中国は一党独裁の国です。何事も違いを知ることから始まるのです。