中国は臨戦体制の国
2012-03-05


朝日新聞朝刊は1面トップ、2面、社説で中国軍の国防費の膨張ぶりを報じた。分かりにくいのは軍隊が中国共産党に所属していることだ。国防予算があり、国防省という組織があるようだ。取材対象が中華人民共和国か中国共産党なのかがかなずしも明確に分析されていない。
 戦前の日本でも軍部が力をつけて予算を増やしてきた経緯がある。統帥権干犯問題が軍人の台頭を許し、独走した苦い経験がある。予算が聖域化しやすい。明治政府を作った元老たちが亡くなった後、それは顕著になったという。帝国憲法はまだ人治の部分があったのだろう。
 中国も憲法はあるがそのとおりに政治が行われたことはないという。ベトナム侵略、チベット侵略などどう説明するつもりか。
 南京事件捏造で反日政策を強行する。一方で謝罪要求、贖罪意識に訴えて投資を呼び込もうとしている。その平和のための貿易のためのカネが軍事費に回される恐れはある。そろそろ、衣食足りて礼節をしる国になって欲しいものだ。
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